オグリキャップの笠松競馬
ラブミーチャン記念は、毎年ひと筋縄ではいかない。
距離・展開・馬場の傾向がハッキリと出るレースで、過去を振り返れば振り返るほど“無駄な人気馬”と“黙って買うべき馬”がくっきり分かれるのが特徴だ。
今年もまずはいつも通り、過去の傾向から「走れる条件」「走れない条件」を細かく切っていった。
そこを足場に、前走内容・脚の使い方・人気の背負い方、そして血統と騎手の相性までひとつずつ見直していくと、意外と残る馬は少ない。
数字だけでは拾えない“レースの体質”みたいなものが、この記念は強く出る。
だからこそ、毎年しっかりデータを整理してから結論を出すのが一番失敗しない。
今年も同じ手順で組み立てた結果、
最終的に この3頭に行き着く理由 がはっきりした。
あとは、その中に“答え”を持つ馬がいるだけ。
では、どうしてその3頭が残ったのか――
順を追って説明していきたい。
それでは、開始だ!