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競馬で点数を増やすほど負けやすい理由|朝オッズ理論・買わない判断が重要

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競馬で点数を増やすほど負けやすい理由|朝オッズ理論・買わない判断が重要

競馬で点数を増やすほど負けやすい理由

競馬は、買い目を広げれば広げるほど当たりやすくなる。
そう考える人は多いと思います。


たしかに、1点勝負より5点、5点より10点の方が、当たる確率だけを見れば上がります。


しかし、実際の収支はそう単純ではありません。


むしろ競馬では、点数を増やすほど負けやすくなる場面がかなり多いです。


私自身、長く競馬を見てきて感じるのは、負けが続く人ほど
「当てたい」
「外したくない」
という気持ちから、どんどん点数を広げてしまうことです。


ですが、その考え方こそが回収率を崩す大きな原因になります。


今回は、なぜ競馬で点数を増やすほど負けやすくなるのかを整理しながら、
その先にある


朝オッズ理論
馬連ボックス理論
買わない判断


この3つの重要性にもつなげていきます。

点数を増やすと「安心感」は出る


買い目を増やす最大の理由は、安心感です。
例えば馬連を1点だけ買うより、3点、5点、7点と広げた方が、
「どれかは来そう」
という気持ちになります。
この安心感はとても強く、負けが続いている時ほど頼りたくなります。


1点だと不安
外した時の後悔が大きい
せっかく相手候補が見えているなら押さえたくなる
このように考えて、点数は自然と増えていきます。


しかしここで大事なのは、安心感と利益は別物だということです。


当たりやすくなることと、勝ちやすくなることは同じではありません。

当たりやすくなっても、儲かるとは限らない


競馬で本当に大事なのは、的中率ではなく回収率です。


たとえば馬連を1点100円で3点買うのと、10点買うのでは、当たる可能性は10点買いの方が高くなります。


ただし、その分だけ必要な配当も高くなります。
3点買いなら、ある程度の配当でもプラスにしやすいです。


しかし10点買いになると、当たってもトリガミになりやすくなります。


つまり、点数を増やすほど
当たりやすくなる
でも利益は薄くなる
場合によっては当たっても負ける
という状態に入りやすくなります。


これが、点数を増やすほど負けやすい大きな理由です。

点数を増やすほどオッズ条件は厳しくなる


競馬は、点数を増やせば増やすほど必要なオッズ条件が厳しくなります。


例えば馬連を5点買うなら、最低でも5倍以上ないと単純計算で回収は難しくなります。


もちろん実際には、均等買いでも理想通りに毎回当たるわけではないため、もっと余裕のあるオッズが必要です。


10点買うなら10倍以上で足りるわけではありません。


実戦ではそれ以上の妙味が必要になることも多いです。


つまり点数を増やすということは、
「それだけ高い配当が必要になる世界に自分から入っていく」
ということでもあります。


ここを理解しないまま広げると、的中しても資金が増えない状態になりやすいです。


この考え方は、以前書いた最低オッズ理論にもつながります。


買い目の点数と必要配当はセットで考えなければいけません。

「少しでも当てたい」が一番危ない


点数が増えるとき、そこにはたいてい
「少しでも当てたい」
という気持ちがあります。


ですが、この感情は競馬では非常に危険です。


なぜなら、当てたい気持ちが強くなると
本線ではない組み合わせまで買う
根拠の薄い相手も押さえる
消したはずの馬まで気になって買う
迷いを買い目の数で埋めようとする
という流れになりやすいからです。


本来、買い目は予想の結論であるはずです。
それなのに、最後に不安が勝って点数を増やしてしまうと、予想の芯が崩れます。


これはまさに、当てにいく人ほど負けるという構造そのものです。

朝オッズ理論と点数の関係


ここで重要になるのが朝オッズ理論です。


朝オッズを見る意味は、単に人気を確認するためではありません。


自分が買おうとしている馬券に、最初から妙味があるのかを判断するためです。


点数を増やす人は、予想だけで買い目を広げがちです。


しかし本来は、オッズを見ながら
この組み合わせは買う価値があるか
この点数で回収の形になるか
人気の割に期待値が薄くないか
を見なければいけません。


つまり、点数を増やす前に考えるべきなのは
「当たるかどうか」ではなく
「このオッズで買う意味があるかどうか」
です。


朝オッズ理論は、広げたい気持ちを抑えてくれる役割もあります。


朝の時点で妙味がないなら、無理に点数を増やして買う必要はありません。

馬連ボックス理論にも直結する


馬連ボックスは便利な買い方です。


選んだ馬同士が来れば当たるため、非常に分かりやすいです。


ただし、ボックスも点数が増えるほど一気に難しくなります。
3頭ボックスなら3点。
4頭ボックスなら6点。
5頭ボックスなら10点です。


ここで大事なのは、頭数が1頭増えるだけで、点数は単純には増えないということです。


想像以上に負担が大きくなります。
その結果、
当たりやすくなった気がする
でも必要オッズが一気に上がる
人気決着だとほぼ利益が残らない
という状態になります。


だから馬連ボックスは、ただ広げればいいものではありません。


むしろ、
この頭数に絞る意味があるか
ボックスで買う価値があるメンバーか
人気サイドを入れすぎていないか
を厳しく見ないと、点数だけ増えて利益が消えます。


この感覚は、馬連ボックス理論を考える上でも非常に重要です。

本当に強いのは「買わない判断」


競馬で長く勝とうと思った時、最も大事なのは予想力だけではありません。


それ以上に大事なのが、買わない判断です。


点数を増やしてしまう人は、多くの場合
「せっかく予想したから買いたい」
「ここまで見たから何か買いたい」
という気持ちに引っ張られています。
ですが、期待値が薄いレースを無理に買っても、結果は苦しくなりやすいです。


オッズが見合わない
本線が絞れない
相手候補が多すぎる
ボックスにしたくなる時点で自信が薄い
こういうレースは、無理に点数を広げて参加するより、見送る方が正解なことが多いです。


競馬で資金を守る人は、買う技術よりも
見送る技術
を持っています。


買わない判断ができるからこそ、本当に狙えるレースに資金を回せます。

点数を絞ることは、攻めを弱くすることではない


点数を絞ると聞くと、守りの競馬に見えるかもしれません。
ですが実際は逆です。


点数を絞るというのは、
自分がどこで勝負するのかを明確にすること
です。


買う理由があるところだけ買う
妙味のある組み合わせだけ買う
不安を埋めるための買い足しをしない
これができるようになると、馬券はかなり変わってきます。


当たる回数は少し減るかもしれません。


それでも、無駄な買い目が減ることで、結果として収支は安定しやすくなります。


競馬は、何でも拾いにいくほど勝てるゲームではありません。


むしろ、拾わないものを決められる人の方が強いです。

まとめ


競馬で点数を増やすほど負けやすくなるのは、単に買いすぎだからではありません。


理由ははっきりしています。


当たりやすくなっても回収率は下がりやすい
点数が増えるほど必要オッズの条件が厳しくなる


不安から買い目を増やすと予想の芯が崩れる
妙味より安心感を優先すると利益が残りにくい
買わない判断ができないと資金配分も崩れやすい


だからこそ、競馬では
どう当てるか 以上に
どう絞るか
が大切になります。


その考え方は、今回触れた


朝オッズ理論
馬連ボックス理論
買わない判断


この3つにもすべてつながっています。
点数を増やせば安心できる。
その気持ちはよく分かります。


でも、競馬で本当に大事なのは安心感ではなく、長く残る買い方です。


勝ちに近づくためには、買い目を増やすことより、増やしたくなる場面で止まれるかどうか
が大きな分かれ道になります。

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無料記事では、競馬で長く勝つための考え方や買い方の軸を中心に書いています。
一方で、実際にどのレースを買うのか、どこを見送るのか、勝負する馬券は何かといった実戦向けの内容はnoteでまとめています。
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